MINATYA
AKIKO

奥秩父・乾徳山へ 20160528

久しぶりにがっつり山登り。奥秩父、乾徳山(けんとくさん)へ行ってきました。
ご一緒したのはうちのリフォームをしてくれた、吉野けんいちさん。北アルプスの難ルートに行ったり、雪の西穂高で何日もビバークしたりと、かなりの上級者である彼。10年前には建築家として、今では山友達として交流が続いています。こういう風に付き合いが続く建築家さんってうれしいですよね。いつでも相談できるし。

 

実は当初、大弛峠から金峰山を目指す、ゆったりしたコースに行くつもりで車を走らせていたところ、河上牧丘林道がまさかの通行止め。急きょ変更したのです。

 

りんごの仲間、ズミの花が広がっていた。

りんごの仲間、ズミの花が広がっていた。

乾徳山はわたしにとってはハードルの高いコース。ドキドキしながら進んだところ、松ぼっくりのたくさんある森や、白い花のトンネル、草原、山頂をのぞむ稜線が続いて最高の気分。標高差1300mの登りも楽しく歩けました。

 

 

 

 

 

山頂直下の岩場にチャレンジしているところ。吉野さんが撮ってくれた。

山頂直下の岩場にチャレンジしているところ。吉野さんが撮ってくれた。

山頂近くなると岩場、クサリ場が登場。ご一緒した吉野さんが重い荷物を全部持ってくれたので、最初のほうはなんとかクリアできた……。けれど有名な山頂直下の10mのクサリ場で、4mほど登ったところでクサリがずれて足が滑り、ドキドキ。15人ほど下に待っていたので断念して降りて、迂回ルートで山頂へ登りました。

 

 

 

 

歩いているときずっと富士山が雲海から頭だけぽっかり浮かんでいました。ぼんやりかすむ天気なのに、山頂だけが隠れずにいてくれるんです。見えるだけで「今日来れてよかったな」という気持ちになる。富士山って偉大です。

 

富士山の上と下がかすんでて、山頂だけのぞいている。幻想的できれい。

富士山の上と下がかすんでて、山頂だけのぞいている。幻想的できれい。